「神泉」東酒造

国の登録有形文化財に指定された酒造と住居。格式ある「庭園」、四畳半茶室の「桂松庵」や上質な和風建築の「緑寿庵」など酒造りと日本の伝統・歴史に触れながら、各種フォーラム、シンポジウム、会合等の会場としてご利用いただけます。

-「神泉」東酒造について
「神泉」の銘柄で知られる造り酒屋 東酒造。隣の神社から出た湧き水で仕込んだことから「神泉」と名付けられました。創業は万延元年(1860年)、160余年の歴史があります。酒蔵は、断熱効果の優れた地元の観音下石(かながそいし)で作られ、西洋風のベイウインドウの検査室や、上質な和風建築など、多様な意匠の建物が建ち並び。豊かな空間を創出しています。日本酒をアピールしたイベントやお茶会には最適な場所です。

-国登録有形文化財
平成21年1月8日付にて当店酒蔵及住居の十二棟が国の登録有形文化財に指定されました。
東酒造場は万延元年(1860年)創業の造り酒屋で、国登録文化財の建物は、「店舗権主屋」「東蔵」「中蔵」「作業場」「西蔵」「検査室」「麹室」「桂松庵(茶室)」「緑寿庵(待合兼客間)」「道具蔵」「大門」「勝手口」の12連があります。
酒蔵の隣には、にじり口、貴婦人口もある田舎間四畳半の茶室「桂松庵」と金沢の丸岡樹仙作の庭園。昭和26年に着工されました。茶室 「桂松庵」は、当時庭に松の大木があったことから、桂松庵と名付けられ、四畳半切本勝手で、裏千家の又隠席が基本となる小間造りです。天井は台目席で、平、落、かけ込みの三種の造りとなっており、狭い空間を広く変化をもつ様にと工夫されたものです。また、にじり口と、貴人口とをもち、屋根は切妻の二重となり、特に壁には藁を切って塗り込めたすさ壁は時間と共に「わび」「さび」の世界を感じます。

所在地923-0033 石川県小松市野田町丁35番地
電話番号0120-47-2302
施設概要【母 屋】8畳×2室 10畳×3室
【緑寿庵】10畳×1室 3畳×1室
【桂松庵】四畳半(茶室)
【庭 園】金沢・丸岡樹仙 作
交通機関JR能美根上駅よりタクシーで約5分
小松インターチェンジより車で10分
利用時間9:00〜18:00(店舗)
休館日不定休(イベント等のため)
駐車場5台(最大15台)
アクセスマップへ戻る